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レンズの焦点距離(mm)って何?初心者向けにわかりやすく解説!
撮影

[カメラ]レンズの焦点距離(mm)って何?初心者向けにわかりやすく解説!

まさ

まさ

2025/07/15

カメラや動画撮影を始めたばかりの方にとって、「焦点距離」という言葉は少し難しそうに感じるかもしれません。でも実は、写真や映像の見え方を大きく左右する、とても重要なポイントです。

この記事では、カメラ初心者の方にもわかりやすく、焦点距離の違いによる見え方の変化、よくあるデメリットとその対策までを解説します!

 

撮影用レンズの画像|Camera

焦点距離ってなに?

焦点距離とは、カメラレンズの「どれくらいの範囲をどんな見え方で写せるか」を決める数字です。単位は「mm(ミリメートル)」で、「24mm」「50mm」「200mm」などと表示されています。

簡単に言えば

  • 数字が小さい=広く写る(広角レンズ)
  • 数字が大きい=遠くを大きく写せる(望遠レンズ)

動画でチェック!焦点距離の違いがよくわかる!

焦点距離の違いによって「見え方」がどれだけ変わるかを、実際の映像を見るのが一番です。

※下記の動画は、YouTubeで見つけたとても分かりやすい内容だったため、参考としてご紹介させていただきます。

引用元:Yuichi Ishida「【カメラの焦点距離】動画撮影に役立つ!超広角から望遠までの各焦点距離の特徴」より

焦点距離ごとの特徴と見え方

広角レンズ(10〜35mm)

特徴

  • 広い範囲が写せる
  • 遠近感が強調される(近くのものは大きく、遠くのものは小さく)
  • 風景や室内撮影に最適

デメリットと対策

デメリット

対策

顔がゆがんで見える(鼻が大きく)

少し距離をとって撮ると自然な写りに

画面の端がゆがむ(樽型ゆがみ)

被写体をできるだけ中心に配置


向いているシーン

  • 狭い部屋の紹介
  • Vlogなどの自撮りシーン


標準レンズ(35〜70mm)

特徴

  • 人の目に近い自然な見え方
  • 遠近感の誇張や歪みが少なく、バランスが良い
  • ポートレート(人物撮影)にも最適

デメリットと対策

デメリット

対策

背景ボケが物足りない

F値が小さい明るいレンズ(F1.8等)を使う

写真が地味に見えることもある

構図やライティングを工夫

向いているシーン

  • 日常のスナップ写真
  • 人物撮影(ポートレートに最適な距離感)
  • 商品撮影にも◎

望遠レンズ(70mm以上)

特徴

  • 遠くのものを大きく写せる
  • 背景が大きくぼけ、プロっぽい仕上がり
  • 圧縮効果で、背景と被写体の距離が近づいて見える

デメリットと対策

デメリット

対策

手ブレしやすい

三脚や手ブレ補正レンズを使う

レンズが重くて持ち運びにくい

軽量タイプの望遠ズームを選ぶ

向いているシーン

  • 運動会、ステージイベント
  • 背景ボケを活かしたポートレート撮影
  • 動物園、スポーツ観戦など

補足:70mmは正確には中望遠で、135mm以上を望遠とするケースもあります。

比較まとめ|焦点距離によって写真はこんなに変わる!

レンズの種類

焦点距離

特徴

デメリット

対策

広角レンズ

10〜35mm

広く写る/奥行き感が出る

ゆがむ、顔が大きくなる

距離をとる/中央に配置

標準レンズ

35〜70mm

自然な画角でバランス◎

背景ボケが弱め

明るいレンズを使う

望遠レンズ

70mm以上

背景が大きくぼける

ブレやすい、重い

三脚/手ブレ補正/屋外使用

まとめ|焦点距離を使い分けると、写真も動画もレベルアップ!

焦点距離を理解すると、単なる「ズーム機能」以上に、構図や雰囲気、伝えたいイメージをコントロールできるようになります。

撮影をはじめたばかりの方でしたら…

・広く撮りたい → 広角

・自然な人物写真 → 標準

・遠くの被写体や背景ボケ → 望遠

と覚えておけばOKです!

それぞれのデメリットも、工夫や機材でしっかりカバーできます。
焦点距離を意識して撮るだけで、映像のクオリティがぐっと上がりますよ!

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