動画編集がもっと上手くなる!今すぐ実践できる編集のコツ
動画編集を始めたものの、「もっと上手くなりたい」「でも何から取り組めばいいのかわからない」と感じていませんか?本記事では、初心者を脱却し、編集スキルを段階的に高めていくためのポイントや考え方をご紹介します。
1. 事前に筋書き(プロット)を用意しよう
編集の前に、どんな動画を誰に届けたいのかを明確にし、筋書き(プロット)を作成しましょう。これは各シーンの内容や時間の流れを整理する作業です。
筋書きを考える際は「PREP法」(要点→理由→具体例→要点)を使うと、伝わりやすい流れになります。
2. 視聴者のニーズを意識する
「自分が伝えたいこと」よりもく、「視聴者が知りたいことが大切です。
視聴者の立場に立って編集することで、自然とチャンネル登録やサービス利用など、アクションを促しやすい動画になります。
3. 撮影素材にこだわる
動画のクオリティを高めるには、使用する素材(フッテージ)の質が重要です。
低画質・低音質の動画や画像のままでは、視聴者の離脱につながります。実際の案件では、ストック素材では賄えないケースも多いので、ご自身で撮影できることが強みになります。
適切な機材の選定と使用。そして、雑音を避けた明るい環境での撮影を心がけましょう。
また、、機材よりも、アングル・手ブレ・ライティングなどの撮影技術の方が大切です。機材に頼るのではなく、経験を積んで技術を磨いていくことが上達の近道です。
4. 参考動画を真似して学ぶ
スキルアップには「真似る」が効果的です。
YouTubeやTikTokなどで参考になりそうな動画を探し、どんなテロップ・効果音・エフェクトが使われているか分析してみましょう。
ご自身の動画に積極的に取り入れることで、自然と編集の幅が広がります。
スキルアップに時間がかかっている方には「プロの作品を模倣して練習できるstudioUS」がお勧めです!
5. 編集作業を繰り返して慣れる
動画編集は経験の積み重ねによって確実に上達します。
まずは基本操作に慣れることから始め、徐々に1つづつ、スキルの幅を広げてみてください。繰り返し作業するうちに、自分らしいスタイルも見えてきます。
6. クオリティを高める編集作法
以下は基礎的な編集作法になりますが、知ってるだけで他と大きな差がつくのでお勧めです!
● カット編集でテンポを整える
話し声の「えー」「あのー」など不要な間をフィラーと言いますが、それらはカットして、テンポよく進めましょう。
反対に、自然風景などの落ち着いた動画では“間”を活かした編集が効果的です。
● BGMと効果音で演出を強化
映像の雰囲気に合ったBGMを選ぶことで、視聴体験がより豊かになります。効果音を要所に加えると、場面の印象づけにも有効です。
● テロップは短く・雰囲気に合わせて
テロップの文は短く、見やすくまとめましょう。話者の台詞をそのまま使う必要はありません。読みやすさ、正確には読まなくても頭に入るように短くします。具体的には…
「…というのは、厳しいのではなかろうかと、考えたりすることもあります(32文字)」
こういうのは「…は厳しいと考えます(9文字)」とスッキリさせた方が読みやすいです。短くしても同じ内容です。
また、場面に合ったフォントや色を選ぶことで、動画全体の雰囲気もアップします。
まとめ
動画制作の上達には、筋書きを考える力(構成力)、視聴者視点、素材と撮影の工夫、編集技術など、幅広い力が必要ですが、一気にすべてを身につけようとしても続きません。大切なことは、焦らずひとつずつ積み上げていくことです。
・他の動画を模倣する(真似るは学ぶこと)
・繰り返し練習する(トレーニング)
・最初から完璧を目指すのではなく、少しずつ改善を重ねる(習慣化)
今回ご紹介したステップを参考に、自分なりのスタイルを少しずつ見つけていきましょう。