動画をもっと「わかりやすく」「印象的に」したい。
そんなときに頼りになるのが、インフォグラフィックスです。
難しい統計や抽象的な内容も、動きとビジュアルを加えるだけで、グッと伝わりやすくなります。
いまや動画制作において、インフォグラフィックスは欠かせない要素のひとつです。
この記事では、「動画におけるインフォグラフィックスとは何か?」「なぜ今、動画クリエイターに必要とされているのか?」を初心者にもわかりやすく解説していきます。
1.インフォグラフィックスとは?
インフォグラフィックス(Infographics)とは、情報(Information)+グラフィックス(Graphics)を組み合わせた言葉で、「情報やデータを視覚的にわかりやすく伝える表現手法」のことです。
動画の場合、ここにアニメーション(動き)が加わることで、視聴者にとってより直感的で、感情にも訴えかける表現が可能になります。
たとえば、こんな場面で活躍します:
- 数字のカウントアップで統計を印象的に見せる
- ピクトグラムやイラストで仕組みや流れを説明する
- 棒グラフや円グラフをアニメーションで表示する
こうした“動く情報”は、動画の理解度や記憶定着率を大きく高めてくれます。
2.なぜ動画でインフォグラフィックスが有効なのか?
動画にインフォグラフィックスを取り入れることで、見やすさ・理解しやすさ・伝わりやすさが格段にアップします。
その理由は、大きく3つあります。
1.文字だけでは伝わりにくい情報を補足できる
ナレーションやBGMに加え、図やアイコン、アニメーションで内容が立体的に伝わります。
特に視覚的な表現は「直感的に理解しやすく」、専門用語や難しい言葉がわからなくても伝わりやすいのが特徴です。
多様な視聴者に届けたい情報や、グローバルな発信にも効果的です。
2.視聴者の理解度・満足度が上がる
「見る」「聞く」「動く」という3つの感覚を同時に刺激できるため、記憶への定着率や印象が格段にアップします。
とくに教育・解説系の動画では、視聴者の納得感や満足度を高める大きな効果があります。
3.視聴者の離脱を防ぐことができる
SNSやYouTubeのような動画では、流し見されがちです。
そのため冒頭で注意を引けるかが勝負になります。
インフォグラフィックスは、視線を奪う“動きのある情報”を生み出せるため、流し見されがちな動画でも「見てもらえる確率」をグッと上げてくれます。
3.どんな動画で使われているの?
インフォグラフィックスは、ジャンルを問わず幅広く活用されています。
ジャンル | 使用例 |
ビジネス動画 | 売上推移の可視化、サービス概要の説明 |
解説系YouTube | 統計、ランキング、仕組み紹介 |
採用・会社紹介 | 実績や理念を視覚的に伝える構成 |
インスタ・TikTok | 短尺でポイントをテンポよく伝える |
教育・研修動画 | 手順や概念をアニメーションで解説 |
「どのジャンルでも、“伝える力”を強化したい場面」において、インフォグラフィックスは非常に有効です。
4.STUDIO USではAfter Effectsで、インフォグラフィックス動画を学べます!
当スクールでは、After Effectsを使ってインフォグラフィックス動画を制作する講座もあります。
また、制作の際に必要な操作方法も学べます。
初めての方でも安心して学べるように、基礎から丁寧にサポートいたします。
ぜひ、体験してみてください。
まとめ:動画での表現力を高めたいなら、インフォグラフィックスは武器になる!
インフォグラフィックスは、単なる“おしゃれな演出”ではありません。
「伝える力」+「惹きつける力」を持った、動画クリエイターにとっての強力な表現技法です。
情報をもっと魅力的に、わかりやすく届けたいとき。
そして、自分の映像に「説得力」と「プロっぽさ」を加えたいとき。
インフォグラフィックスは、きっとあなたの武器になってくれます。
その第一歩として、After Effectsを使った表現を、STUDIO USで一緒に学んでみませんか?