「新しいバージョン、重すぎる!」
「インターフェースが変わって使いづらい!」
「バージョンダウンしたいなぁ…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
私は……あります!(力強く)
とても便利なはずのAdobe Creative Cloud(AdobeCC)
でも、毎年のようにアップデートされるたびに、「前の方が使いやすかったなぁ…」と思うことがあるんです。
ということで今回は、AdobeCCのダウングレード(旧バージョンのインストール)について、やり方から注意点まで、まるっとご紹介しちゃいます!
まず、そもそもダウングレードってできるの?
はい、できます!✨
このAdobeCCでは、多くのソフト(Photoshop、Illustrator、Premiere Proなど)で過去数バージョンまで遡ってインストールできる機能が用意されています。
ただし!ここで要注意。
「すべての旧バージョンが使えるわけではない」んです。
Adobeは、セキュリティやライセンスの問題から、古すぎるバージョンを削除することもあります。
だからこそ、使いたいバージョンがまだあるうちにインストールしておくのがベター!
で、どうやってダウングレードするの?
ここ、気になりますよね?
ということで、やり方を以下にまとめました👇
【手順①】Creative Cloudアプリを起動!
まずはいつものように、Creative Cloudのデスクトップアプリを立ち上げましょう。
【手順②】該当ソフトの「…(三点リーダー)」をクリック
そしてインストール済みソフト一覧から、たとえば「Illustrator」の横にある「…」をクリック。
【手順③】「他のバージョン」を選択!
出てきたメニューの中から「他のバージョン」を選びます。
すると、インストール可能な過去のバージョンが一覧表示されますよ〜!
【手順④】好きなバージョンをインストール!
あとは、使いたいバージョンを選んで「インストール」をクリックするだけ。
すでに最新版が入っている場合でも、複数のバージョンを共存させることが可能です!

旧バージョンのインストール方法
ダウングレードするメリットは?
もちろんありますとも!
動作が軽くなる(古いPCでも快適)
慣れたUIでサクサク作業できる
古いプラグインや拡張機能が使える
業務上、取引先とバージョンを揃えたいときに便利
などなど、「今さら最新じゃなくてもいいんだけど…」という人にはピッタリです!
でも、デメリットもあるよ!
一方で、気をつけたいポイントも。
セキュリティアップデートが適用されない可能性あり
Adobeのサポート対象外になることも
クラウド連携機能や新機能が使えない
- 新しいエフェクトが無かったり、プラグインが使えなかったり、パネルの内容が異なったりする
なので、特に商用利用の人は、業務上問題がないかをしっかり確認してからダウングレードしてくださいね。
最後に:必要なのは「最新版」じゃなくて「使いやすさ」
世の中、「最新が正義」みたいな空気、ありますよね?
でも、作業効率を上げるためには“自分にとってのベスト”を選ぶのが正解だと思います。
私自身、Premiere Proの最新版でエラー連発して頭を抱えた結果、旧バージョンに戻してサクサク編集できた経験があります。
「ダウングレード=後退」じゃないんです。あくまで、最適化!
というわけで──
もし今あなたが「なんか使いにくいなぁ…」と思っているなら、
ぜひ旧バージョンの世界をのぞいてみてくださいね!