After Effects(アフターエフェクト)でアニメーションを作成していて、
「同じようにキーフレームを打っているのに、なぜか動きが違う?」
と感じたことはありませんか?
その原因は、キーフレーム(=時間補間)とモーションパス(=空間補間)の違い、
そして、それらの相互関係を理解していないことにあるかもしれません。
この記事では、AEでアニメーションを作成する上で欠かせない相互関係について、初心者向けにわかりやすく解説します。
①キーフレーム補間法とは
キーフレーム補間法とは、キーフレーム間の「動きの変化」を指定する法則です。
キーフレームを打つ方法は、以下の2つがあります。
🎯 [1] タイムラインパネルに直接打ちこむ方法。
🎯 [2] コンポジションパネルでモーションパスを操作する方法。
[1]タイムラインパネルに直接打ちこむ方法
タイムラインの時間インジケーターの位置を確認して、レイヤーパネルの♦をクリック。
[2]コンポジションパネルでモーションパスを移動する方法
タイムラインの時間インジケーターを確認して、コンポジションパネル内でマウス移動。
→自動的にタイムラインパネルにキーフレームが打たれます。
キーフレームの打ち方は、上記2つの方法があり、それぞれ「時間補間法(いつ・どの速さで動くか?)」と「空間補間法(どのルートを通るか)」と呼びます。
②時間補間法と空間補間法の違い
①の[ 1 ], [ 2 ]のどちらの方法で設定したとしても、キーフレームとモーションパスは連動します。つまり…
キーフレームとモーションパス。そして、タイムラインとコンポジションパネルは相互関係にある
この理解が非常に大切です。
それぞれの特徴を簡単にまとめると以下のようになります。
[1] 時間補間法:タイムラインパネルの働き (キーフレームを制御)
[2] 空間補間法:コンポジションパネルの働き (モーションパスを制御)
③キーフレーム関連の記事リスト
「パスが思い通りに動かず、何度もやり直して泣きたくなった日々。」パスで泣いた回数なら、きっと誰にも負けません。
だからこそ、あなたに伝えられる描き方があります。
🎨不器用でも出来るパスの描き方はコチラ 💡
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④まとめ
タイムラインパネルの上のキーフレームとコンポジションパネルのモーションパスの相互関係を理解することが非常に重要です。
この相互関係を意識するだけで、アニメーション作品のクオリティアップにつながるでしょう。