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トランスフォームの「スケール」ってなに?初心者向けにやさしく解説!
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[After Effects]トランスフォームの「スケール」ってなに?初心者向けにやさしく解説!

あるふぁこ

あるふぁこ

2025/08/17

1. トランスフォームのスケールについてやさしく解説します!

トランスフォーム|アフターエフェクト

トランスフォームのプロパティ

After Effectsで動画や画像、テキストなどの素材に動きをつけようとすると、必ず触ることになるレイヤーの基本的な設定があります。それが、素材の「形」や「位置」を変えるための機能がまとまっている「トランスフォーム」です。今回は、その中でも特に使うことの多い「スケール」について、やさしく解説していきます!

2. スケールとは?

スケール設定項目|アフターエフェクト

スケールとは、素材のサイズ(大きさ)を調整する機能です。
右側の青文字は倍率(%)を示しています。
数字を大きくすると拡大、小さくすると縮小されます。

3. 「スケール」で何ができるの?

スケールを使うと、次のようなことができます。

素材のサイズ調整
写真やイラストを画面に合わせて拡大したり、縮小して配置したりできます。

アニメーションの作成
時間の流れに合わせてスケールを変化させることで、動きのある表現ができます。

4. スケールを表示するには?

スケールの値は、タイムラインパネルから簡単に確認・変更できます。

スケール表示方法|アフターエフェクト

① 対象のレイヤーを選択します
② レイヤー左の矢印をクリックし、「トランスフォーム」左の矢印をクリックして展開します
③ 「スケール」が表示されます

ショートカットキー S を押して、直接スケールを表示することもできます。

5. スケールの使い方

数値を調整する

スケールの右にある青文字を左右にドラッグするか、直接数字を入力して調整します。
数値を大きくすると拡大、小さくすると縮小されます。

縦横比の固定のON/OFF設定

縦横比|アフターエフェクト

鎖のマークをクリックしてON/OFFを切り替え

デフォルトでは、縦横比固定設定がONの状態になっています。(数値の左にある「鎖マーク」が表示されている状態)
ONの場合、*アンカーポイントを基点として、均等に拡大・縮小されます。

もし横だけを伸ばす縦だけを縮めるといった調整をしたい場合は、鎖マークをクリックしてOFFにしましょう。
横(X軸)、縦(Y軸)別々にスケールの値を変更することができます。

縦横比OFF|アフターエフェクト

鎖マークを解除してから数値を変更します

アニメーションをつける

スケールは、アニメーション表現でも大活躍します。

たとえば

 ● テキストがだんだん大きくなる「ポップアップ風」の演出
 ● ロゴがふわっと現れるオープニング
 ● 拡大・縮小を繰り返すリズム感のある演出

これらは、キーフレームを使うだけで簡単に作れます。
🔗 キーフレームの使い方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

6. まとめ

スケールは、After Effectsにおいて「サイズ変更」と「アニメーション」の両方に使える便利な項目です。

 ● 見た目を整えるとき
 ● アニメーションで目を引かせたいとき
 ● ちょっとしたアクセントを加えたいとき

ぜひ使いこなしていきましょう!

✏️誤解されやすいアンカーポイント位置-それぞれの役割を理解しよう!

「位置」と「アンカーポイント」の違い

✏️スケールをアニメーションさせたいなら、まずキーフレームを学びましょう!

キーフレームはアニメーションの“魔法のスイッチ”!打ち方から丁寧に解説します

動画編集スクールSTUDIO USでは、初心者向けの基礎からプロレベルの応用スキルまでカバー。あなたのレベルに合わせて、しっかりサポートします。「こんな動画が作りたい!」という熱い想いを、ぜひ私たちと一緒に形にしていきましょう。動画編集スクールを検討されている方は、STUDIO USの無料個別相談をぜひご活用ください。

 

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