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初心者向け|レイヤーの「親子関係」をやさしく解説
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[After Effects]初心者向け|レイヤーの「親子関係」をやさしく解説

つ

2025/11/19

After Effects(アフターエフェクト)で複数のレイヤーをまとめて動かしたいときに便利なのがレイヤーの「親子関係」です。

今回は、初心者の方にもわかりやすく、レイヤーの「親子関係」について解説します。

それでは、どうぞ!

レイヤーの親子関係とは

レイヤーの親子関係は、「親」に設定したレイヤーの動きに、別のレイヤー「子」追従する機能です。

親子関係が設定された状態で動かすと、次のようになります。

・「親」を動かす→「子」も一緒に動く
・「子」を動かす→「親」には影響しない

親レイヤーと子レイヤー|アフターエフェクト

つまり、「親の動きをベースにしながら、子で細かい動きを加える」といったことができます。

親子関係を使ったアニメーション|After Effects

この仕組みを使うことで、複数のレイヤーをまとめて管理でき、作業効率がぐっと良くなります。

「子」のトランスフォームプロパティは、「親」のアンカーポイントを基準に変化します。

✏️アンカーポイントについてはこちらの記事がオススメです!

アンカーポイントって何?基本と移動方法を初心者向けに解説

親子関係の設定方法

親子関係は、タイムラインパネルの右端にある「親とリンク」から設定します。

親とリンクの場所|アフターエフェクト

設定の仕方は2通りあります。

1.子レイヤーのピックウィップ(ぐるぐるマーク)を、親にしたいレイヤーにドラッグする。

ピックウィップをドラッグ|After Effects

2.子レイヤーのメニューから親にしたいレイヤーを選択する。

メニューから選択|アフターエフェクト

設定が完了すると、子レイヤーの「親とリンク」欄に、親レイヤーの名前が表示されます。

親の名前が表示される|After Effects

親子関係を解除する場合は、子レイヤーのメニューから「なし」を選択します。

[ Win:Ctrl / Mac:Command ]を押しながら、子レイヤーのピックウィップをクリックでも解除できます。

💡親子関係を設定するときに、Shiftキーを押すと「子」を「親」の位置(アンカーポイントの位置)に移動できます。

まとめ

 

・「親子関係」は、「子」を「親」に追従させる機能
・「親」を動かすと「子」も動くが、「子」を動かしても「親」は動かない
・Shiftを押しながら設定すると親の位置(アンカーポイントの位置)に移動できる

親子関係を使いこなせば、アニメーションを効率的につくれるようになります。

まずは、シンプルな図形で試してみてください!

 

「レイヤーの親子関係はわかったけど、どうやって作品に活かせばいいのかわからない…」と不安な方は、お気軽に STUDIO USの無料個別相談 にご参加ください。STUDIO USでは、プロ講師やスクールの先輩方に気軽に質問できる環境をご用意しています。

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この記事を書いた人

つ

ロゴアニメーションとタイトルシーケンスがとにかく好き!

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