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初心者向け|シェイプレイヤーの「リピーター」をやさしく解説
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[After Effects]初心者向け|シェイプレイヤーの「リピーター」をやさしく解説

つ

2025/11/20

After Effects(アフターエフェクト)の「リピーター」は、シェイプを使ったシンプルなアニメーションをつくるのにとても便利な機能です。

今回は、初心者の方にもわかりやすくシェイプレイヤーの「リピーター」について解説します。

それでは、どうぞ!

リピーターとは

リピーターは、シェイプをコピーして配置できる機能です。

たとえば、コピーしたシェイプを何個も並べたり、放射状に配置したり、それをアニメーションさせたりできます。

リピーターの配置例|アフターエフェクト

リピーターの使い方

今回は例として、シェイプを放射状に配置してみたいと思います。

1.シェイプを作成しよう

まず、シェイプツールで正円を作成しましょう。

Shiftキーを押しながら楕円形ツールをダブルクリックすると、正円がつくれます。

楕円形ツールと作成された正円|After Effects

作成されたシェイプレイヤーを展開して、コンテンツ>楕円形1>楕円形パス1の中のサイズ100に変更します。

楕円形パスのサイズ変更|アフターエフェクト

2.リピーターを追加しよう

「追加」からリピーターを選択すると「リピーター1」が追加されます。

リピーターの場所と追加されたリピーター|After Effects

3.リピーターの設定を変更しよう

追加されたリピーター1を展開して、コピー数8にします。

リピーターのコピー数|アフターエフェクト

次に「トランスフォーム:リピーター1」を展開し、位置の値を「0」にすると、コピーされたシェイプが同じ位置に配置されます。

位置の値を変更|After Effects

コピーされたシェイプを均等に配置したいので、「トランスフォーム:リピーター1」回転に、「360/8」( 360/「コピー数」と入力します。

回転の値を変更|アフターエフェクト

最後に、「楕円形パス1」位置の値(x軸、y軸)どちらかを変更すると完成です。

楕円形パス1の位置の値を変更|After Effects

「サイズ」や「位置」、「コピー数」や「オフセット」にキーフレームを打ってアニメーションをつけられます。

いろいろさわって試してみてください。

気をつけたいポイント

ドラッグでシェイプを作成した場合は、「トランスフォーム:楕円形1」の上にリピーターを置きましょう。

「トランスフォーム:楕円形1」の下に置くと、思った動きにならない可能性が高いです。

これは、シェイプレイヤーレンダリングの順番レイヤートランスフォーム「アンカーポイント」トランスフォーム:楕円形1「位置」に余計な情報が入るからです。

この値を「0」にするか、リピーターの配置順を変えることで対処が可能です。

✏️シェイプレイヤーの位置について詳しく知りたい方はこちらの記事がオススメです!

初心者向け|シェイプレイヤーの3つの位置の違いを解説します!

まとめ

 

・リピーターはシェイプをコピーして配置できる機能
・シェイプを作成するときはダブルクリックがオススメ
・キーフレームでアニメーションがつけられる

まずは、実際にさわって簡単なアニメーションから試してみましょう!

 

小さなステップでも、1つずつ理解していけば確実に上達します。STUDIO USでは、基礎から応用まで学べるカリキュラムをご用意しています。ご自身のキャリアアップにお悩みの方はぜひ STUDIO USの無料個別相談 にご参加ください。あなたの目的やレベルに合わせた最適な学び方をご提案します。

この記事を書いた人

つ

ロゴアニメーションとタイトルシーケンスがとにかく好き!

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