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タイムラインパネルのレイヤー順を基本からわかりやすく解説
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[After Effects]タイムラインパネルのレイヤー順を基本からわかりやすく解説

つ

2025/08/27

After Effects(アフターエフェクト)でアニメーションをつくる際、タイムラインパネルに複数のレイヤーを配置して作業すると思います。

この「レイヤーの順番」が表示結果に大きく影響するんです。

思った通りに表示されないーー

そんなときは、レイヤーの並び順を見直すだけで解決することがあります。

この記事では、タイムラインパネルのレイヤー順の基本を初心者向けに解説します。

レイヤーとは?
「レイヤー」とは、透明なフィルムのようなものです。 After Effectsにおける「レイヤー」は、そのフィルムを順番に重ねていくイメージで、上のレイヤーほど手前に表示され、下のレイヤーは奥に隠れやすくなります。
それでは、どうぞ!

レイヤー順=表示される順番

アフターエフェクトでは、タイムラインパネルの上にあるレイヤーが手前に表示されます。

例えば、3つの図形をレイヤーごとに分けて配置した場合

図形を3つ配置|After Effects

星を手前に見せたいのなら、タイムラインの一番上に配置する必要があります。

手前に見せたいレイヤーを一番上に配置|アフターエフェクト

このように、見た目の重なりはレイヤーの上下関係そのままです。

これが基本的な構造です。

※注:3Dレイヤーの場合は上下関係ではなく、Z軸の値によって変化します。

レイヤーを並び替える方法

では、レイヤーを並び替える3つの方法を紹介します。

・ドラッグで上下に移動

対象のレイヤーを選択し、タイムラインパネルのレイヤー名をドラッグで移動させます。

※注:デュレーションバーをドラッグで上下に移動させることはできません。

ドラッグで移動させる|After Effects

・ショートカットを使用して移動

ショートカットを使用することで、上下に1つずつ移動させたり、一番上や一番下に移動させることができます。

✅選択したレイヤーを上下に1つずつ移動
[Win:Ctrl+Alt+↑or↓ / Mac:Command+Option+↑or↓]

✅選択したレイヤーを一番上 / 一番下に移動
[Win:Ctrl+Alt+Shift+↑or↓ / Mac:Command+Option+Shift+↑or↓]

・レイヤーの重ね順から移動

対象のレイヤーを選択し、レイヤー>重ね順を開きます。

これで、レイヤーを前面や背面に移動させることができます。

重ね順表示方法|アフターエフェクト

Tips:選択順で並び替える方法
レイヤーを[Win:Ctrl / Mac:Command]キーを押しながら、並べたい順にクリック>カットorコピー>ペーストを行うと、選択した順に並べ替えることができます。
カット[Win:Ctrl+X / Mac:Command+X]
コピー[Win:Ctrl+C / Mac:Command+C]
ペースト[Win:Ctrl+V / Mac:Command+V]

カット&ペーストで並び替え|アフターエフェクト

表示されないときはレイヤー順を確認しよう

例えば、サイズの大きなレイヤーが上にあると下のレイヤーが隠れて見えなくなることがあります。

そんなときは、レイヤー順を入れ替えるだけで表示されるようになります。

もしレイヤーが表示されない場合は、別のレイヤーに隠れていないか確認してみましょう。

まとめ

Aeでは、タイムラインパネルの上にあるレイヤーが手前に表示されます。

思い通りに表示されないときは、まずレイヤーの順番を確認してみてください。

この基本を理解しておくだけで、快適に作業を進められますよ!

「レイヤーのことはなんとなくわかったけど、もっと実践的な使い方を知りたい!」
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