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なぜインフォグラフィックにIllustratorが必要?AfterEffectsユーザー必見の曲線ツール活用術
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[Illustrator]なぜインフォグラフィックにIllustratorが必要?AfterEffectsユーザー必見の曲線ツール活用術

ogami

ogami

2026/05/20

見出し画像|なぜインフォグラフィックにIllustratorが必要?AfterEffectsユーザー必見の曲線ツール活用術

インフォグラフィックやモーショングラフィックスの制作において、After Effects(以下、AE)は欠かせないツールです。しかし、プロのアニメーターの多くは、AEだけでなくIllustrator(イラレ)も併用しています。それは一体なぜでしょうか?この記事では、AEユーザーがイラレを活用すべき理由と、知っておくべき便利な機能について解説します。

インフォグラフィック制作でAEとIllustratorを併用する理由

AE単体では高度なデザイン表現が難しいケース

AEは「動かす」ことに特化した素晴らしいソフトですが、ゼロから複雑な形を作り出す「造形」の機能は、Illustratorほど充実していません。

インフォグラフィックでは、情報を分かりやすく伝えるために、美しく洗練された図形やイラストが求められます。AEの標準機能だけでも図形は作れますが、より高度で自由なデザイン表現を目指す場合、AE単体では限界を感じるケースが多くなります。そんな時にこそ、デザイナーのために開発された多機能な「パス」に特化したIllustratorの出番です。

Illustratorのメリットの1つがAEにない「曲線ツール」の存在

AEのペンツールは直感的な曲線づくりが苦手

デザイン制作において「曲線」はとても重要です。AEで曲線を描く場合、標準のペンツールを使ってベジェ曲線のハンドルを引き出し、目視で丸みを調整する必要があります。これは熟練の技術が必要で、思い通りのきれいな曲線を作るには時間と経験が必要です。

✏️一言メモ:ハンドルの片方をなくす方法はWindows(Alt)Mac(Optin)を押しながらアンカーポイントをクリックです。

イラレならアンカーポイントのダブルクリックで狙った曲線に!

ですが、Illustratorには、AEにはない「曲線ツール」という非常に便利なツールが存在します。

たとえば「雲」のような丸みのある図形を描く場合、まずはペンツールで直線的なカクカクした多角形を作ります。その後、曲線ツールに持ち替えて角の頂点(アンカーポイントの頂点)をダブルクリックすると、直線が一瞬で滑らかな曲線に変換されます。

✏️一言メモ:曲線ツールのショートカットは「Shift + `(バッククオートキー)」ですが、私は曲線ツールをよく使うので、キーボードショートカットを「Shift + z」カスタマイズしています。

AEのペンツールでは手間のかかる曲線づくりが、Illustratorなら誰でも直感的かつスムーズに作れます。この造形スピードがイラレの大きなメリットです。

ブレンド機能やブラシなどAEにはないデザイン要素

曲線ツール以外にも、Illustratorには映像表現を豊かにする機能が豊富です。

🛠️ ブレンドツール:2つの異なるオブジェクトを指定するだけで、中間の形や色を自動生成する
🧠 パターンブラシ・アートブラシ:作成したオブジェクトをパスに沿って柔軟に配置する

このような高度なデザインは、AEの標準機能では表現が難しいケースが多々あります。デザイン性に優れるIllustratorで下ごしらえしてからAEにインポートすることで、クオリティの高い映像がスムーズに制作できるようになります。

シンプルな図形や修正対応ならAEの「パスの結合」も便利

ここまでIllustratorのメリットをお伝えしましたが、何も全ての図形をイラレで作る必要はありません。今回例に挙げた「雲」のような比較的シンプルな図形であれば、AE標準の「パスの結合」の方が便利だったりします。以下の動画のように、複数のシェイプ(楕円形)を並べてパスを結合させる方法は、後から形や位置を微調整しやすく、修正対応にも優れています。適材適所でソフトウェアやツールを使い分けられるようになると、制作効率が格段にアップします!

 

🎨AEで完結できるパスの結合については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ制作に取り入れてみてください💡

図形を使ったデザインが楽になる!?「パスを結合」を使いこなそう!

まとめ:Adobe CC加入者ならIllustratorを使わないのはもったいない

AEの基本をマスターしたらイラレで制作の幅を広げよう

インフォグラフィック制作において、AEは「動かすツール」、Illustratorは「魅せる形を造形するツール」という役割分担が明確にあります。そして、Adobe CCに加入している方であれば、AEだけでなくIllustratorやPhotoshop、Auditionなど、さまざまな制作ツールが使えます。これらを使わないのは非常にもったいないと思います。

「AEの基本操作はマスターした!」という方は、次のステップとして、ぜひ Illustratorも触ってみてください。デザインの引き出しが増え、映像制作の幅が劇的に広がるはずです。

 STUDIO USでは皆さんと同じような目標を持って、それを乗り越えてきたプロ講師や先輩方に気軽に質問できる環境があります。「もっとAEとイラレを使った実践的な編集スキルを学びたい!」そんな方は、お気軽に STUDIO USの無料個別相談 にご参加ください。

この記事を書いた人

ogami

ogami

STUDIO US講師。映画撮影→映像制作会社を経てiPhone元年にIT企業に転身しアプリ開発PMを担当。音響・モバイル・ITに明るいフリーの動画制作者。

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