STUDIO US Community
EDIT YOUR FUTURE
EDIT YOUR FUTURE
  • CATEGORY
  • TOOLS
  • TAGS
映像編集の重要ワード!必ず知って欲しいトラックとクリップ
動画編集

[Premiere Pro]映像編集の重要ワード!必ず知って欲しいトラックとクリップ

ogami

ogami

2025/11/10

必ず知って欲しいトラックとクリップ|Adobe Premiere

トラックとクリップの図|Adobe Premiere

Premiere初学者の方々を観察していると「トラック」と「クリップ」。この2つの用語に戸惑う方が多いようです。

そして、この2つは同じタイムライン上で強く関連していることに気づかない方も多いです。どちらも Adobe Premiere を使う上で欠かせない要素です。それぞれの役割を理解しておくことで編集作業がぐっとスムーズになります。

この記事では、初心者の方に向けてトラックとクリップの違いを整理します。

クリップは“ 編集の最小単位 ”

クリップ」とは、タイムラインに配置される「映像や音声、画像、テロップなど」を指します。動画編集ソフトでは四角い箱のような形になります。撮影した動画ファイルを読み込んでタイムラインに置いたときに表示される四角い箱がクリップです。

そして、このクリップをカットするのが“カット編集”です。クリップを並べ替えたり、エフェクトをかけたりという、まさに「編集操作の対象」がクリップになります。動画編集ソフトでは、ビデオもオーディオもテロップも、すべてこの “クリップ単位” で編集します。

トラックは“ クリップを並べるレーン ”

対して「トラック」は、タイムライン上で“クリップ”を配置するための「レーン」です。
映像用には「ビデオトラック」、音声用には「オーディオトラック」があり、それぞれ縦に複数重ねることができます。例えば、

・ビデオトラック1  にメインの映像
・ビデオトラック2  にテロップ
・オーディオトラック1 に音声(人の声)
・オーディオトラック2 にBGM(楽曲)

と並べて、映像と音を重ねるのが動画編集の基本です。そして、そのレーンの中で編集を行う対象が、先ほどお話した“クリップ”です。

✏️一言メモ:トラックというレーン内に、クリップを並べるのが、カット編集と理解するのが最もシンプルで正確です。

まとめ:カット編集はトラックというレーンにクリップを並べる作業

クリップは「編集素材」としての箱。トラックは「そのクリップを置くレーン」です。

トラックがなければクリップを整理できません。クリップがなければトラックは空っぽのままです。両方が揃ってはじめて動画編集が成立します。

初心者の方はまず「クリップをタイムラインのトラックに置く」→「クリップをどのトラックに並べるかを意識する」という順番で理解すると良いでしょう。この基礎を押さえることで、テロップやBGM、エフェクトを自由に組み合わせる楽しさが広がっていきます。

トラッククリップの違いをしっかり掴んで、迷わない動画編集をスタートさせてください。

このトラッククリップを使って、実際にどのように動画編集を進めていけばよいのか…。」と不安な方は、お気軽に STUDIO USの無料個別相談 にご参加ください。 STUDIO USでは皆さんと同じ悩みを抱え乗り越えてきたプロ講師や先輩方に気軽に質問できる環境があります。

この記事を書いた人

ogami

ogami

STUDIO US講師。映画撮影→映像制作会社を経てiPhone元年にIT企業に転身しアプリ開発PMを担当。音響・モバイル・ITに明るいフリーの動画制作者。

コメントは受け付けていません。