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“複製”と“コピー”の違い|作業効率を左右する使い分け術|プレミアの基礎
動画編集

[Premiere]“複製”と“コピー”の違い|作業効率を左右する使い分け術|プレミアの基礎

ogami

ogami

2025/12/04

Premiereの“複製”と“コピー”は似て非なるもの

複製コピーの違い|Adobe Premiere

Premiereで編集していると、ついコピー&ペーストCtrl+C/Ctrl+V」ばかり使いがちです。もちろんコピペは重要な基本操作ですが、タイムラインの作業スピードを一段引き上げてくれるもう一つの武器、それが“複製(Alt+ドラッグ)”です。この2つの違いを理解すると、編集のリズムががらっと変わります。

コピー:データを一度受け取って貼る“郵便”のような操作

コピー&ペーストは、操作を2回行うので、素材を一旦「持ち帰って再利用する」イメージです。一旦は持ち帰るので、あるクリップを別のシーケンスで再利用したいときはコピー&ペーストを使います。

複製:目の前のクリップが“分身”するスピード技

一方で複製は、選択ツールの状態で“Altを押しながらクリップをドラッグするだけ”で、指先からスッと分身が生まれます。同じシーケンスでクリップを再利用するときは、この“ Alt+ドラッグ ”で複製を行うのが便利です。

コピペが郵便なら、複製は“ 瞬間クローン ”のようなもの。いま見えている位置で、同じものを一瞬で増やせるので便利です。

また複数のクリップをまとめて複製するは、“マウスドラッグ or  Shftキー+クリック”で追加すれば、複数のクリップをまとめて複製できます。

複製が使える対象

複製(Alt+ドラッグ)は、以下のようなタイムライン上にあるクリップに対して適用します。

🎬 映像クリップ
🔊 音声クリップ
🧾 テキスト(エッセンシャルグラフィックス)
🖼️ 画像(静止画)
📐 調整レイヤー
🟥 カラーマット

と万能で、他にもタイムラインとエフェクトコントロールのキーフレームも複製できます。
ざっくりと「マウスで掴んで動かせるものは Alt+ドラッグ で増やせる」と覚えておくのが実践的です。

逆に複製できないもの

タイムラインにないものは複製できません。
プロジェクトパネル内のフッテージやエフェクトコントロール内のエフェクトなどの再利用はコピー&ペーストを使いましょう。

おすすめ記事:After Effectsの複製コピーの違いはこちらの記事で解説しています

“複製”と“コピー”の違いは?作業効率を左右する使い分け術!

まとめ

コピー&ペースト複製(Alt+ドラッグ)。この二つを身体で使い分けられるようになると、Premiere Proはただのソフトではなく、指先に宿る技術になっていきます。ぜひ次の不動が編集から試してみてください。このリズムが掴めると動画制作がもっと面白くなります。

Premiere の実践的な編集方法を学びたい方は、お気軽に STUDIO USの無料個別相談 にご参加ください。 STUDIO USでは皆さんと同じ悩みを抱え乗り越えてきたプロ講師や先輩方に気軽に質問できる環境があります。

この記事を書いた人

ogami

ogami

STUDIO US講師。映画撮影→映像制作会社を経てiPhone元年にIT企業に転身しアプリ開発PMを担当。音響・モバイル・ITに明るいフリーの動画制作者。

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