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動画撮影(映像業界)の現場って、こんなにカタカナだらけ!?【Part1:初級者編】
撮影

[その他]動画撮影(映像業界)の現場って、こんなにカタカナだらけ!?【Part1:初級者編】

y. ishihara

y. ishihara

2025/07/25

🌞業界用語をゆる〜く解説しちゃいます🌞

オハヨウゴザイマス!

映像業界の現場では、撮影なら朝早く、動画編集(ポスプロ)なら夜遅くに関係者が集まることが多いものです。

そして、朝でも夜でも「こんにちは」や「こんばんは」ではなく、「おはようございます」と挨拶するのが業界の習慣です。

昼夜を問わず人が集まる業界だからこそ、挨拶を統一した方が都合がよかったのかもしれませんね。

というわけで今回は…映像の撮影現場の業界用語について解説してみようと思います。

撮影現場に行ったことがある方なら、初めてのとき一度はこう思ったはず。

「え、今なんて言った!?」と。

というのも、撮影現場って、やたらカタカナ語や略語が飛び交う世界なんです。

しかも、意味が分からないまま頷いてしまいがち。

とはいえ、一度覚えてしまえば会話がグンとスムーズに!

そこで今回は、そんな「撮影現場の謎用語」を、なるべくわかりやすく、しかも楽しくご紹介していきます!

業界用語 | 撮影


🎬まずは基本中の基本「カメラまわり」から!

さて、まず覚えておきたいのがこちら。

▶︎「カメアシ」

これは「カメラアシスタント」の略です。つまり、カメラマンを支える縁の下の力持ち。

例えば、レンズを用意したり、フォーカスを調整したりと、かなり重要なポジションなんです。

▶︎「ズームイン/ズームアウト」

聞いたことありますよね?「ズームイン」は寄る、「ズームアウト」は引く。

単純ですが、言うタイミングやスピードで映像の印象が変わるので、意外と奥が深いんです。

似たような言葉に「寄り画」「引き画」というのもあります。

要するに、「アップ」と「引きの絵」という意味。

これを聞いたら、被写体との距離感を調整するサインと思ってOK!


📣現場で飛び交う!謎の掛け声たち

▶︎「本番!」「スタート!」「カット!」

まず、「本番!」。これはいよいよ撮影が始まる合図です。

なので、「はい本番入りまーす!」と言われたら、ビシッと気持ちを切り替えましょう。

咳払いすると「録音助手(音声さん)」に睨まれてしまいます💦

「はいカット!」と言われたら、咳もオナラもOKです!

▶︎「テスト」

逆に「テストです!」は、リハーサルの意味。つまり、「まだ緊張しなくて大丈夫!」という優しいサインなんです。

▶︎「OKカット!」「NGです!」

そして、「OKカット!」「NGです〜」などの判定ワードもよく飛び交います。

「NG」は“ノーグッド”の略。

なんとなくカッコいいですが、連発するとちょっと凹みます(笑)。


💡照明&音の世界もディープです

次にご紹介するのは、カメラ以外の現場スタッフがよく使う用語たち。

▶︎「バミる」

これは、役者さんや物の位置を“養生テープ”などでマーキングすること。

「ここに立ってね!」のサインです。

舞台やイベントでも使われます。

▶︎「レフ板」

また、「レフ板」も覚えておくと便利です。光を反射させて顔を明るくするアレですね。

特に屋外ロケでは大活躍!

業界用語 | レフ板

レフ板

▶︎「ガンマイク」

さらに「ガンマイク」。ブームと呼ばれる棒(撮影現場では竿”サオ”と呼ぶ)にくっついてるマイクで、遠くから声を拾います。

見た目は地味だけど、音を左右する重要アイテムです。

業界用語 | ガンマイク

ガンマイク


🎭出演者まわりの用語も

▶︎「スタンバイ」

出演者さんに向けて飛ぶ用語といえば、やっぱり「スタンバイ!」。これは「準備できた?」の合図。

返事は元気よく「スタンバイOKでーす!」が定番です。

▶︎「キュー!」

また、「キュー!」は演技スタートのサイン。

昔は「よーい、はい!」が主流でしたが、最近は「キュー!」が主流になってきています。

なんとなく映画っぽい響きで、ちょっとテンション上がりますよね。


🛠裏方さんの必須ワード

▶︎「ケツカッチン」

現場で一番リアルな用語といえば「ケツカッチン」でしょう。

これは、「この役者さんは15時に現場を出なきゃいけません!」という“絶対厳守のタイムリミット”のこと。

「ケツカッチンで!」は、遅れが許されないプレッシャーとの闘いです…。

▶︎「押してます/巻いてます」

スケジュールが押してると「押してます」、逆に早く進んでると「巻いてます」と言います。

「今、15分巻きです!」と聞くと、なぜか現場がちょっとウキウキするんですよね(笑)。

ちなみに、私は最高「8時間押し」の現場がありました…😓


💬最後に

このように、映像の現場には一見「謎」だらけの用語があふれています。

でも、だからこそ“言葉が通じる仲間感”が強くなるのも事実。

最初は戸惑っても、だんだん口から自然に出てくるようになりますよ。

また、これらの言葉を少し知っておくだけで、現場でのコミュニケーションもぐっとスムーズに。

さらに、「ちょっと通っぽく見える」なんて特典もついてきます(笑)。

ということで、今後もし現場に行くことがあったら、ぜひ今日紹介した言葉をこっそり使ってみてくださいね!


※このブログは、現場でちょっと「カッコつけたい」初心者の味方です(笑)

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