After Effects(以下Ae)を使えば、マスクパスの形に沿って動かすテキストアニメーションを簡単に作れます。
この記事では、初心者向けにマスクパスを活用したテキストアニメーションの作り方をわかりやすく解説します。
✅マスクについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
マスクの基本と調整方法|初心者向けやさしい解説ガイド
それでは、どうぞ!
マスクパスに沿って動くテキストアニメーションの手順を解説
手順1|テキストレイヤーを作成しよう
まずは、新規コンポジションを作成します。
次に、文字ツールでテキストを入力しましょう。
私は「STUDIO US」と入力しました。

手順2|マスクパスを作成しよう
作成したテキストレイヤーを選択します。
*ペンツールを使って、*コンポジションパネル上にマスクパスを描きます。
ここで描いたマスクパスが、テキストの動きの軌跡になります。
今回は、シンプルな曲線を描きました。

✅パスを上手く描けない方はこちらの記事がオススメです!
初心者向け|直線と曲線(リニアパスとベジェパス)の違いとペンツール練習法
手順3|パスのオプションを設定しよう
作成したテキストレイヤーを展開し、テキスト>パスのオプション>パス>マスク1を選択します。

すると、テキストをマスクに沿わせることができます。

手順4|アニメーションをつけよう
最後に、アニメーションをつけていきます。
パスのオプションの「最初のマージン」の値を変えるとテキストの位置を変更できます。

では、右から出てくる簡単なアニメーションを作ってみましょう。
まず、インジケータを1秒に合わせて最初のマージンに*キーフレームを打ち

インジケータを0秒に合わせて、テキストが右側に消えるまで最初のマージンの値を調整します。

次に、全てのキーフレームを選択してF9でイージーイーズを設定します。
| ・イージーイーズとはアニメーションに自然な緩急をつける機能です。 |

*グラフエディターを開いて、2つ目のキーフレームのハンドルを左に引っ張り影響を100%にします。

これで、完成です。

いろんな形のパスで作ってみよう
ペンツールで描いたパスだけでなく、図形ツールやIllustrator(イラストレーター)で作成したパスも使えます。

✅Illustratorで作成したパスをAeで使う方法はこちらの記事をご覧ください!
初心者向け|Illustratorのパスをアフターエフェクトで使う方法をやさしく解説
まとめ
マスクパスを使えば、パスの形に沿ったテキストアニメーションが簡単に作れます。
1.テキストを作成
2.マスクパスを描く
3.パスのオプションを設定
4.キーフレームでアニメーション
手順はこの4つだけ。
初心者でもすぐに挑戦できるので、ぜひ試してみてください。



