Photoshopの「ドロップシャドウ」は、Premiereの「シャドウ」と同じです
![[Photoshop]サムネの文字を「ドロップシャドウ」で浮き立たせる!|動画編集者のためのPS入門 #4](https://studio-us.org/wp/wp-content/uploads/2026/08/img68_001.jpg)
Premiereでテロップを作るとき、プロパティパネルの「シャドウ」にチェックを入れて、文字を少し浮かせたことはありませんか。
Photoshopにもまったく同じ機能があります。それがレイヤースタイルの「ドロップシャドウ」です。しかもその場所は、前回の「境界線(縁取り)」と同じfxボタンの中です。
手順は2ステップ:fx →「ドロップシャドウ」
① テキストレイヤーを選んで fx をクリック
影をつけたいテキストレイヤーを選び、レイヤーパネル下の「fx」ボタンから「ドロップシャドウ」を選びます。メニューのいちばん下にある項目です。
② 覚える数値は4つだけ
設定項目はたくさん並んでいますが、動かすのは4つです。サムネイル(フルHD・文字サイズ100px前後)ならこのあたりが目安になります。
サイズ:10〜20px(影のぼかし具合)
不透明度:50〜75%(影の濃さ)
角度:基本は120度(右斜め下)で影が右下に落ちます。60度なら左下に影が落ちます。動画では真下に落とすために90度にしています。
なお、距離とサイズの間にある「スプレッド」は、0%のままでOKです。ここを上げると影のフチが硬くなって「サイズ(ぼかし)」が効かなくなります。影を固くして「パキッっとさせたい」場合は100%に近づける、と覚えてくだけで十分です。
そして、意外と知られていない、数値を入力するよりも直感的で速い方法があります。ダイアログを開いたまま、画面上の文字を直接ドラッグしてみてください。影がついてきて、距離と角度が同時に決まります。ドロップシャドウによって、「被写体>テキスト>背景」の3レイヤーが、より立体的に見えるようになります。
やりがちな失敗:文字が「浮いて」しまう
影をつけたのに、なんだか安っぽい。その原因はたいてい、距離が大きすぎることです。
距離を離したうえにサイズ(ぼかし)を0にすると、影が文字とくっきり分かれて、シールを貼ったような見た目になります。
ドロップシャドウの行はレイヤーパネルに残るので、ダブルクリックでいつでも数値を直せます。ここも「境界線」とまったく同じです。
まとめ:縁取り+影で、文字は読みやすさの完成形へ
前回の縁取りが「文字と背景を切り離す」役割なら、ドロップシャドウは「文字を手前に持ち上げる」役割です。2つを重ねると、写真の上でも文字がしっかり立ちます。
これで、#2の切り抜きと合わせてサムネイルの基本セットは完成です。
次回は、色や明るさを元の写真を壊さずに調整できる「調整レイヤー」を紹介します。Premiereの調整レイヤーとほぼ同じ考え方なので、きっとすぐ馴染みますよ。お楽しみに!
前回の記事はコチラからどうぞ!
サムネ文字を縁取り!|動画編集者のためのPS入門 #3



